補正予算案が今日閣議決定されました。29日に国会に提出される予定です。
さて、野党の協力を得て、遅滞なく補正予算案の審議に入ることができるのか。
自民党からは、今日、いわゆる財政健全化責任法案が議員立法として提出されました。自民党は、これに審議入りすること、そして加えて民主党のマニフェスト政策を白紙撤回することを、補正予算案の審議入りの条件としているように見えます。
マニフェストを白紙撤回するというのは、受けることは困難だと思います。他方、財政健全化責任法案についてはよく考えなければなりません。その内容自体は、民主党政権下で作った「中期財政フレーム」との違いはいくつかにとどまります。
そのいくつかについてすり合わせができるのであれば、国会でしっかり議論することも、ひとつの方向性だと思います。
党内で「熟議」が必要です。