今日の衆議院本会議で、一昨日の野田財務大臣による財政演説を受けての代表質問に立ちました。
党を代表しての質問ですから、緊張感もあります。しっかり準備をして、臨みました。
与党側としての質問ですから、何かを厳しくただす、というより、政府が何をどう考えて、今のような経済運営を行っているのか、また今回の補正予算案に込められた考え方はどのようなものなのかを、総理や財務大臣の答弁を通じて分かりやすく引きだすのが役割。この点にかなり腐心しました。
それに加えて、私自身の意見も質問の中に反映させていくことが大事です。今回は、中国の為替問題を取り上げ、国際通貨体制の見直しを求めた点、さらには、デフレ対策から日銀のあり方について「インフレ目標政策」も一考すべしとした点が私自身としての提言的論点。
特に、後者の点は、昨日米国の中央銀行が追加金融緩和策を決め、明日日銀が政策決定会合における決定を行う予定という中で、あえて付言しました。今後建設的な議論として進んでくれればと思います。