「大震災の番組を見るように言っているんだ」
何人かの同世代のみんなから、こんな言葉を聞きます。
大震災から2週間。テレビの番組も当初は震災報道一色だったものが、次第に通常に戻ってきています。特に。被災地から遠い九州などでは、テレビで被災地関連の報道をあえて見ないと、現在の状況に触れる機会を失います。
そのような中で、冒頭に書いたように、何人かの同世代の「親」たちが、今自分の子どもたちに、あえて震災の報道を見るようにと言っているのを、多く聞きました。
そのような報道を見て、自分として何ができるかを考えなさい、と言っているんだということです。
私のまわりだけでなく、同様なことを子どもに伝えている皆さんは全国にたくさんいらっしゃるのではないかと思います。この善意が、日本の強さなんだと思います。


