水曜日の党経済連携プロジェクトチームでの議論においては、「報道では総理はTPP交渉参加へ意向を固め、記者会見も行う日程も決めた、とあるじゃないか、こんな状況だと党内での議論の意味がないじゃないか!意味のない議論はできない!」と激しい議論が出されました。
そのような議論が出るのも理解できます。TPP交渉参加の是非についてまずはしっかり党内での議論を行おうということで、当プロジェクトチームの議論をスタートさせたわけですから・・・・・
その場で、私から「政府のスタンスとしては、交渉参加の是非について『しっかり議論し早急に結論を出したい』というのが全てであって、『総理が意向を固めた』ということはないし、それ以上決まっているものはない」と断言し、縷々説明しましたが、議論の熱はなかなか冷めません。
TPP交渉参加の是非のみならず、その報道のあり方までが議論の俎上に熱く上る現状が、どのくらいこの問題の意見集約が難しいものかを示しています・・・・