昨日書きましたように、今日、党の社会保障と税の一体改革調査会において、いわゆる「素案」骨子のとりまとめの議論を行い、今日も色々な意見をいただきはしましたが、概ね了解を得ることができました。社会保障改革案については一段落です。
これまでのところは、とにかく案をまとめることに奔走していたので、それをどう伝えていくかというところについては、十分目の行き届かなかった点もあったと思います。
これからは「素案」骨子を「素案」として最終的に書き上げていく過程で、国民のみなさんに、私たちの社会保障強化策の考え方、そのポイントを要領よく伝えられるようにしていくことが大事だと思っています。
すなわち、私たちの今回の社会保障改革案においては、今後の社会保障の担い手である若者層にもターゲットを広げて、雇用促進や子育て支援などを含めて、「全世代型の社会保障」というものを作っていきたいと思っています。
もちろんご高齢の方々に対しても、例えば年金。年金額の少ない方々に対してこれを底上げしていくような対策をとっていくことにしています。
全体で3兆円弱程度の財源を投じて、社会保障の強化を図っていこうというプランです。
このことをしっかり説明していきたいと思います。その上で、それを支える財源のことも、来週以降議論していきます。