野田総理と谷垣前総裁との間で、年内に衆議院を解散する旨の「密約」があったのではないかということが言われています。私はそれはないと思います。
そもそも解散時期について「密約」なりとも、具体的に約束するということが考えづらいことがひとつ。もうひとつ、百歩譲ってそのような「密約」があったとすれば、それを野田総理は守ろうとするだろうと思うからです。
しかも野田総理自身がそのような「密約」を否定しているわけですから、やはりないと見るほうが自然だと思います。
しかし、このように重大な事項について、「言った言わない」という類の話しが持ち出される状況であること自体、残念な気がします。