多くの命が奪われ、いまだ行方不明の方々の捜索が続く伊豆大島。新たな雨に二次災害対応の避難も行われています。
そんな時に、さら台風27号の今後の進路が大変気になります。
近年の自然災害は、予想を超えた形で突然起こってくる傾向があります。それにどう備えるのか。特別警報などの新しいツールが有効に機能するためにはどうすればいいのか。あくなき追求が必要です。
与党はこれに対して国土強靭化の立法を提唱しています。もちろん現下の情勢において、私たちとしても災害対策の強化をどう図っていくのかという議論には積極的に関与していく必要があります。その際に、公共工事によるインフラ面での対応がより必要なのか、避難勧告のあり方などソフト面での対応が重要なのか、すなわち国土を強靭化することで足りるのか、むしろ国民生活自体を強靭化する必要があるのではないか。
こういった視点をぶつけ合いながら、今回でも議論をしていきたいと思います。