NHK籾井新会長の就任記者会見での発言が、今でも繰り返し国会において取り上げられています。
籾井会長は、「就任記者会見での発言は個人的発言であり、これを取消し、今後は放送法に則ってしっかりやっていく」という答弁を繰り返しています。
しかし、それでも依然としてなお国会での質問が続くのは、NHK会長という職責の重さに対して、このような説明が十分な「説明責任」を果たしていないから。私も何回か、国会で籾井氏の説明を聞きましたが、「納得した」と思えるような説明とは聞こえません。
職責が重ければ重いほど、対外的な説明責任が重いのは厳然たる事実。これを籾井会長が果たしていけるかが、今問われています。