秋の臨時国会がスタートしました。衆議院本会議で、安倍総理大臣の所信表明演説が行われました。
安倍総理自身が、「地方創生国会」と言っています。それに対して中身はどうか。あそこでこのような成功例がある、ここでこのように売れている産品がある、といった例示は盛り込まれていましたが、では、それらが全国に広がっていくような、具体的な仕組みをどうするのかという点については、全く触れられていませんでした。この点は、これまでこのブログで指摘してきた危惧であり、全くその通りでした。
地方の苦境は何も今始まったことではありません。これを乗り越えていく具体的な、抜本的な仕組みが必要です。私はそれは、私たちの政権の時に追求した、地域主権、すなわち権限、財源を抜本的に地方に移譲していくこと以外にはありません。
安倍総理の今日の演説は具体策不足、迫力不足でした。