参議院の予算委員会の出口も見えてきたようです。
そこで、与党に対して、今月中に党首討論を開催するよう呼びかけました。予算委員会開催中は、さすがにその時間が取れないというのはわかりますが、それが終わるので、そのタイミングに来ていると思いました。
また、安倍総理は4月末から訪米し、安全保障問題、TPP問題等、オバマ大統領との間で色々な話しをしてくるのでしょう。そうであれば、その前にどのような考えでそれに臨んでいくのか、国民に見える形でしっかり議論すべきとも考えたからです。
さらに、これまで与野党で行ってきた国会改革の議論の中で、月に1回は党首討論を開催しようということになっていて、これにも与党も賛同していたはず。
ところが今月中の党首討論の開催には与党は後ろ向き。統一地方選への影響を懸念したのでしょうか?
安倍総理は訪米の際、安全保障政策について、日米ガイドラインの見直しや、集団的自衛権をめぐる安全保障法制についても語ってくることが予想されます。戦後70年の安全保障政策を大転換させようとしている時に、国会で議論するより前に米国への説明が行われるというのは、どう考えても解せません。
そのような意味で、4月中に党首討論が開催されないのは極めて残念です。