日本年金機構における個人情報流出の問題。今日、さらに党内の部門会議で事実関係を確認するとともに、衆議院厚生労働委員会においても集中審議を行いました。
まだまだ明らかにならないことばかりです。ただ、やはりひとつ言えるのは、なぜもう少し早く公表し、手を打つことができなかったのか。
塩崎厚生労働大臣がこの件について報告を受けたのは、先月28日であることが明らかになりました。しかし大臣自身も、すぐに公表して国民に注意を喚起するという判断はせず、公表は翌週まで引き延ばされました。
また日本年金機構から本件が厚生労働省に5月のはじめに報告された以降、長くその報告は本省担当係長どまりであったことも明らかになりました。これまた、なんと危機感の薄いことかと驚かざるを得ません。
「国民ひとりひとりの年金」という意識が、果たしてあったのでしょうか。