来年の参議院選に向けて、党としての選挙公約作りが始まっています。
民主党が政権を失ってから既に2回の国政選挙が行われており、その都度選挙公約は作られてきました。
2009年の政権交代時に、財源の裏付けの乏しい大風呂敷な政策を掲げたこと、これは民主党政権の信認を失わせる主要な要因のひとつでした。
その反省も踏まえて、これまでの2回の選挙公約では、個々の政策を訴えるというより、党としての大きな立ち位置を示すような内容としてきたつもりです。
今回の政権公約もそのような方向性になると思います。ただ、党の大きな立ち位置をを示す上でも、いくつかのわかりやす政策は大事です。
私は、その中でも、税制が、社会保障に関する政策と並んで重要な要素になるのではないかと思っています。
民主党はこれまで「給付付き税額控除」をはじめとして、先進的な税制議論を引っ張る役割を果たしてきたと思います。
派手ではないけれど、民主党らしいものを打ち出せればと思います。