昨日の、安倍総理とトランプ氏の会談の後、安倍総理が「信頼関係を築いていける指導者だと確信した」とトランプ氏を評しながらも、その背景となる会談内容については全く語らなかったことを受けて、思い出したことがあります。
それは4月の衆議院でのTPP審議。交渉経過を明らかにすべきと迫る私たちに対して政府が示した資料は、全部まっ黒塗りの資料のみ。それを前提に、TPPは国益にかなうと言い切った安倍総理。
外交交渉に関わることだからと言って、内容は国民に全く知らせず、自分の考えだけ「大丈夫だ」と強弁する姿がデジャブのように思い起こされました。
単に「とにかく俺が大丈夫だと思ったから大丈夫なのだ」と言っているようなもの。
これでは国民の理解は得られません。