鳩山新内閣における、私の仕事も今日決まりました。
古巣財務省において、財務大臣政務官を今日拝命しました。
マニフェスト政策の実現に向けて、「財源はどうするんだ」という声を受け続けてきたわけですが、まさにこの部分について、「予算編成を担当せよ」との藤井財務大臣からの指示でした。気合が入ります。
夜9時すぎに、総理官邸において鳩山総理から辞令を受け取り、その後すぐ、第一回目の政務官会議。
これまでの政務官会議というのは、役所側が作った筋書きの上で、短時間でシャンシャンと終わるものでした。しかし今日の政務官会議は筋書き無し、「いかにして政治主導の意思決定体制を強化充実させていくか」という点で、活発な議論が行われました。まさにこれこそが「政治主導」が少しずつ進んでいることの表れ。
しかし、現実はそう甘くはありません。
今日から、私たち政務官のみならず、今日任命された副大臣も各省庁に入っていきます。そして大臣、副大臣、大臣政務官の三者で「政務三役」なるものを構成します。この政治サイドを各省の意思決定の中心として今後事を進めていくわけです。この具体的なあり方はまさに、永田町においても、霞が関においても初めてなわけですから、手探り状態であることはまぎれもない事実です。
手探り状態ではあっても、少しずつ進みだした「政治主導」。まだまだ越えなければならない山はたくさんありそうな気がします。
政治主導に向けて

