上京し、財務省に登庁。大臣、副大臣そして政務官そろって、当面の懸案事項について、事務方からのレクです。
かつて慣れ親しんだ財務大臣室。なつかしい感じです。何度となく、大臣説明で私も机の向こう側に座ったものでした。
しかし、役所の皆さん、おそらく不思議に思っているだろうなと思うのは、私たち政治家側が、あちこち動き回ること。
もちろん大臣はそんなことありませんが、特に若手の私たち政務官は、お互いの政務官の部屋に行ったり、お向かいの副大臣の部屋に行ったり。迎える副大臣の方も、どうぞどうぞ、という感じでくだけた雰囲気です。
民主党の政治家同士のやりとりはいつもこんな感じなので、私たちにとっては普通のことなのですが、私がかつて役人時代に副大臣や政務官に仕えていた頃のことを思い出しても、いままでの副大臣や政務官の雰囲気はこんな感じではなかったでしょう。
「政治主導」ですから、政治家同士がフットワーク軽く連絡を取り合い、意思疎通を図った上で意思決定を行う、それが基本です。

