「選挙があって、政権交代が起こって、これだけ予算編成作業が遅れた中で、年内予算編成に間に合いますか?」
この質問をあちこちから受けます。
私の答えは、「やらなければならないし、できます」
確かに、通常の「8月末予算要求資料提出、予算査定開始」という作業は1ヶ月半近く遅れることになりますが、予算編成のプロセスというのは、9月初めからいきなり始まるわけではありません。
各省庁における予算要求の「タマ込め」段階からはじまって、要求段階、査定段階と、ステップを経ていくわけで、その過程で、各省庁と財務省も常に意見交換、情報交換は行っています。
それが前提としてある上で、これからしかるべきタイミングで、政治的に意思決定しなければならないポイントごとに、タイムリーに意思決定ができれば、速やかな編成作業は十分可能です。
重要なのは、タイムリーな政治的意思決定。そこに鍵があります。