景気・経済の先行きが本当に気になります。
日銀短観やIMF(国際通貨基金)の世界経済見通しなどから、景気が持ち直している兆しが見えるとも言われていますが、一方「二番底」を懸念する声も根強くあります。底堅い状況とは言えないようです。
そんな状況を映してか、1万円を下回るレベルの株式市場の状況も心配です。
経済運営を担当する組織に身をおくことになった今、経済の一進一退は、これまでに増して、大きな懸案事項として目の前に立ちはだかります。私の財務大臣政務官室の壁には、株価や金利、為替の市場の状況をリアルタイムで示す大きな電子ボードが掲げてありますが、ひっきりなしにそのボードに目をやる日々です。
「市場との神経戦」といった言葉が使われますが、その意味がよくわかるような気がします。