今日、予算j編成に関する閣僚会議が開催され、今後の予算編成のみちすじについて、議論がなされました。
行政刷新会議・事業仕分けの作業が、全体予定の半分を終えたところです。来週には残り半分の作業が行われます。
時期的には、子ども手当や、高校の実質無償化など、マニフェストの主要項目についても、詰めの議論を行っていかなければなりません。また、予算編成の基本的な方針についても、示されていなかなければなりません。
このあたりのことは、まさに民主党政権として目指す国家像の大きな枠組みを示すものであり、菅副総理が率いる国家戦略室がリードしていく分野になります。
予算編成というものは、最後のまとめのところが本当に難しい仕事です。何せ、予算編成作業過程での議論は、要求側も査定側も、いくらでもできます。しかし、最終的に肝心なことは「いくらの予算がつくか」。
オモテで、「◎◎億円の予算額が必要です」という言葉で要求されていた額とは別に、必ず、「万が一削られたとしてもこれだけの額は死守したい」というギリギリのラインがあるものです。いわゆる「降りシロ」。そのあたりを、予算をつける側はしっかり見据えていくことが鍵です。
いよいよこれから、本格的な折衝の時期に入ります。緊張感が高まります。

