今週末も土曜日の夜から日曜日の午前中まで、短時間ではありますが地元に戻りました。これから予算案の最終決定を行っていく週に入っていきます。その前に、今有権者の皆さんがどのような思いでいらっしゃるか、意思決定を行うにあたっての「世論」を肌で感じます。
色々な声がありますが、私が受け取った全体的な印象では、「マニフェストの実行にはそんなにとらわれなくていいよ」という声が、予想以上に多かったような気がします。
その前提として、「事業仕分け」のような税金のつかい途の徹底見直しは、よい取り組みであり、さらに前に進めてほしい、という声がありました。
「マニフェスト政策にとらわれなくていいよ」という声を私なりに解釈すると、それは、税金のつかい途を見直すという努力を徹底的に行って、そのことによってマニフェスト政策を実行していくことに全力を尽くしているということが明らかであれば、結果として完全に実行できないことがあっても、国民の皆さんは納得してくれるのではないか、ということではないかと思います。
その前提は、あくまでマニフェスト政策の実行に全力を振り絞って取り組むこと。その取り組み、姿勢を、国民の皆さんは、やはり厳しく注視していらっしゃると思います。その厳しい視線に応えることができるか。あと2週間あまりで答えが出ます。

