補正予算案の審議は今日から参議院へと移りました。全閣僚出席、テレビ中継の中で緊迫した議論が続きます。私も菅大臣の答弁を支援するために、一日、予算委員会室にはりつきます。
かなり技術的な質問もありました。公的支出の効果をめぐっての質問。「公的支出の乗数と消費性向はどう違うのか」。具体的な質問通告のない中ですから、経済財政担当大臣として答弁する立場の菅大臣もドキッ。
通常であれば、このような技術的な要素のある質問で、質問通告もない場合には、事務方の秘書官が大臣に事実関係を耳打ちして答弁を補助するのですが、何となく動きが鈍い。
野党側としてこれまで何度も予算委員会に出席してきましたから、瞬時の波乱で委員会質疑が紛糾しストップしてしまう、その際の雰囲気はよくわかります。「この雰囲気はやばいっ!」
そう感じて、財務省の担当ではない答弁内容ですが、菅大臣のもとに走り、「大臣、これは◎◎と答弁してください」と、アドバイス。
菅大臣の答弁を経て、審議がストップするような事態は避けられました。「ほっ」・・・・答弁補助も政治主導なんでしょうか??