今日の衆議院本会議で、野党側から鹿野予算委員長の解任決議案が出されました。先日決定された、来週の中央公聴会の決め方に納得できないというのが主な理由だと思います。採決の結果、これは否決。衆議院予算委員会は再び議論の流れに戻りました。
「政治とカネ」の問題をはじめとして、色々な論点にぶつかりながらも、衆議院予算委員会は何とか今日まで進んできています。
予算案が衆議院予算委員会を3月始めまでに通過すれば、憲法に規定されている「自然成立」の仕組みのため、4月から予算は執行できる運びとなります。今は、とにかくこの衆議院予算委員会での予算案通過に全力を尽くすことが全てです。
そのためには、答弁に立つ鳩山総理、菅大臣を始め、受ける質問に対して、きっちり手堅く答弁をすることが鍵。政治家ですから、色々な思いを語りたくなる気持ちはわかりますが、これは国会の、しかも極めて重要な予算委員会審議の場ですから、野党側に追及の端緒を与えかねない答弁は絶対に避けなければなりません。
そのためにも手堅く、とにかく手堅く。各大臣が答弁する際に、陪席している私も心の中で「手堅く!」と思わずつぶやいてしまうような気持ちです。