国鉄民営化時に、JRに不採用となった1047名の皆さん。雇用の回復などを求めて法廷の内外での闘いを23年間にわたって続けてこられました。
今回、この件について、和解に向けて大きな一歩を踏み出しました。
去る3月18日、連立与党など側から、政府に対して和解に向けての要請が届けられていました。その後政府の中で対応を協議してきました。その協議の結果を踏まえ、今日連立与党など側から改めて要請が伝えられました。
今日の要請内容をもって、今後、不採用となった当事者の皆さんの団体などに協議がもちかけられることになりました。これがもし受け入れられれば、23年間にわたったこの問題が大きなヤマ場を越えることになります。
23年間にわたって、大変なご苦労を負ってこられた皆さんのことを常に思いながら、私も政府内の協議に臨んできたつもりです。国土交通省の政務側との議論が夜中にまで及んだことも。
何とか良い方向に行って欲しい。それを思いながら推移を見守ります。