鳩山総理・党代表が、今日、総理・党代表を辞することを発表しました。
これまで、マニフェストに約束した内容を実現するために、ひとつの内閣の中でともに働いてきたものとして残念な思いは否定できません。
この内閣のもとで、マニフェストに示した、税金の無駄使いの排除を、事業仕分けなどを通して、3兆円を超える額にいたるまで成し遂げました。しかもたった2ヶ月半程度の予算編成作業のうちに。
また、子ども手当や農業者戸別所得補償などといった、マニフェストの主要事項政策を概ね実行することができました。このようにひとつひとつ、政策実行を重ねてきた中であっただけに、なおさら残念です。
しかし、「政治とカネ」や普天間の問題を通じて、国民の皆さんの不満、不安、懸念をいただきました。これを事実として受け止め、だからこそ、今日、鳩山総理みずからその責任をとって職を辞し、また小沢幹事長の責任を明らかにし職を解くという決断を行いました。この決断は重く受け止めたいと思います。
私たち民主党の政権が担う使命はたったひとつ。これまでの日本の古い政治のあり方を、新しい時代に向けて脱皮させていくこと。「政治とカネ」、普天間といった、責任を負わなければならない問題に対して、今回責任を明らかにした今、私たちが担う使命を果たしていくことに、改めて邁進していかなければなりません。

