今日、いよいよ、参議院選に向けた民主党のマニフェストが発表されました。
前の鳩山政権のもとで相当程度の議論を積んで、そしてこの1~2週間で、菅新政権のもとで最終稿化したものですから、大変な作業でした。
政権政党となって以降の経済情勢、財政状況などを踏まえながら、例えば子ども手当などについても、現金での給付だけではなく、保育園のサービス、子ども医療のサービス、学校給食など、現物面でのサービスにも代えられるようにするなど、国民の皆さんの色々な声を受けながら、修正を施したつもりです。
しかし、第一の柱は「1 ムダづかい、行政刷新」。去年の夏の衆議院選マニフェストと同様のセクションです。私はこれが民主党らしさだと思っています。
さらにこれに加えて、昨年来、税収が9兆円近く落ち込むという財政の危機的状況を踏まえ、早期に税制抜本改革の結論を得ていく方向性を明らかにし、また3年間の中期財政フレームに沿った財政運営、10年のうちに基礎的財政収支を黒字化していく方針を示しました。
さて、今回のマニフェスト。政権政党として、見直すべきところは見直し、またしっかり書き込むべきところは書き込むという方針で作ったつもりです。
あとは、これに込めた私たちの思いを、いかに熱く国民の皆さんに伝えられるか。私たちの熱意と行動にかかっています。

