今日、私たちは為替市場において介入を行いました。2004年3月以来、6年半ぶりのアクションです。
為替市場の動向に注目の集まる中、昨日来さらに円高が進行していました。我が国の経済情勢が厳しい中、経済・金融の安定に対する悪影響という観点から看過できません。
為替相場が過度に変動することは抑制されなければなりません。G7声明の中にも流れる考え方です。その思いからの今日の動きです。
「米、欧はどうか?」とよく聞かれますが、関係各国の当局とは常に緊密に連絡をとりあっています。その上で、これからの為替の動向には引き続き極めて強い関心をもって見続けていくとともに、必要な時には今日のような介入を含め、断固とした措置をとっていきます。

