11月1日に、政府において予算編成に関する閣僚委員会が開催され、年末に向けての予算編成作業の態勢やスケジュールなどが議論されました。あと2カ月弱で予算編成を終えていかなければなりません。
これを受けて、党の方でも、党としての予算編成に対する意見を政府に盛り込んでいく作業を本格化させていきます。予算編成担当政策調査会副会長としての私の仕事も忙しくなっていきます。
党の各部門会議で議論をしていると、いきおい、「あの予算も、この予算も」と予算膨張的な方向に進みがちです。しかし、今や与党ですから、全体の予算が適切な形にまとまるような方向性で、党としての意見もまとめていかなければなりません。このあたりが難しいところ。しっかりこなしていかなければなりません。
一方、国会の方では、今日やっと本会議において財務大臣の財政演説を聞くことができ、補正予算案の審議に入れました。
4日木曜日の衆議院本会議においては、私は民主党を代表して、財政演説に対する代表質問に立つことになりました。大役ですが、現在の経済情勢を踏まえ、政府としてはどのように景気刺激策を行っていくのか、より中長期的に日本の経済をどう立て直していくのか、長期化するデフレからどのようにして抜け出していくのか、日本の財政を立て直していく道筋はどうするのか、などの論点について、菅総理、野田財務大臣などの考えを明らかにしていきたいと思います。