2010年も無事暮れようとしています。皆様方には、このブログをご覧いただき、ひとかたならぬご支援を頂きました。本当に有難うございました。
このブログを始めて5年半。早いものです。
今年一年を振り返ると、9月までは財務大臣政務官として、藤井元大臣、菅前大臣、野田現大臣と三人の大臣とともに、予算案の国会審議や、景気対策に忙殺されました。この間、円高の動きの中で、6年半振りの為替介入に携わるという貴重な経験もしました。
9月以降は、党政策調査会副会長として、これまた予算関連の仕事をはじめ、また農林水産政策の担当としても、やりがいのある仕事をさせていただきました。
年末にいたり、私の、議員としての最重要課題である諫早湾干拓の開門について、福岡高裁判決とともに、開門の決定を政府として下すに至ったことは、忘れ得ない思い出です。
地元の活動については、年初の小城、嬉野市議選挙をはじめとして、春にはふたつの市長選挙、夏には参議院選挙と、選挙の多い年でした。
与党としてはじめて、まるまる一年を過ごしたわけですが、大変厳しい一年でもありました。
ただ私としては、財務省に勤めていた際、これはまさに与党側の事務方として16年間勤めたわけですが、その中の経験として、与党としては「守り」の立場にならざるを得ず、それはおのずと野党時代とは異なり、厳しいものになろうことは予想していたところです。
その「守り」の立場からでも、国民の皆様に理解と支持をいただけるよう、懸命にかつ真摯に取り組んでいくことが与党としての責任だと思います。
そのことを今一度胸に置きなおしながら、今年一年を終えたいと思います。
皆様におかれましても、よいお年をお迎えください。