政治上大きな意味を持つ日程が立て込む今週。そのスタートとなる両院議員総会が今日開催されました。
現在の菅内閣に対する厳しい意見が相次ぎます。それは当然予想されたこと。
これが党内対立の表れなどと言う前に、私は今日のような、地元の厳しい声が党執行部に突きつけられる機会があることは、大変良いことだと思います。
というのは、私自身、財務政務官の職にあったときの経験から感じるのですが、政府の中にいると、時間的にもあるいは職責からも、地元の声に若干触れづらくなる傾向があります。ましていわんや、総理や官房長官といったクラスになると、直接に生の国民の声を聞く機会が限られていくことは不可避です。
それを回復するものとして、今日のような、地元を歩き回っている議員からの声として、国民の皆さんの声を、間接的にではあるけれど聞く機会があるということは良いことだと思うのです。
あと大事なことは、この声を国政運営に十分活かしていけるか。そこが政治家としての感性、センスであり、手腕です。