震災対オの補正予算案を作る作業が進んでいます。震災対応補正予算検討チームの事務局長として、今日、党の政策調査会幹部会、政策調査会役員会を開催して、内容を詰めていきました。
各省庁を担当する政策調査会各部門からは、各種の必要項目が提案されてきました。仮設住宅建設、がれきの撤去、災害復旧公共事業、被害を受けた学校等公的施設の改修事業、資金繰り対策の金融措置など・・・・
これらの項目はどれも相当程度の財政規模のものとなります。ですから、それらを合わせていけば4兆円規模の補正予算案になるのではないかというのが、現在の党としての考えです。
そして課題は、その財源。もちろん、できるだけ国債発行に頼らず、子ども手当なども含めて、これまでの政策の優先順位を厳しく見直すことで財源を見つけてくる努力を最大限行わなければなりません。さらには、23年度予算における経済対策予備費をどれだけ活用するのか。それらでも足りなければ、何がしかの工夫をさらに考えていかなければなりません。
これらの論点を検討した上で、さらに与野党協議を行っていかなければなりません。未曾有の災害への対応ですから、与野党が合意した形での補正予算案となることが望ましい。その点は皆、認識を共有していると思います。野党の皆さんにも、是非協議に積極的に応じて頂きたいと思います。私たちもしっかりした与野党協議ができるよう、柔軟な対応をしていくつもりです。



