毎週末、「原発問題等を語る」と銘打って国政報告会を開催しています。いつまで行うかという問題はありますが、少なくとも当面は、と思っています。
報告のあと、会場からはいろいろな意見が出されます。原子力発電に否定的な意見、慎重な意見、逆に、原子力発電はすぐには止められないのではないかという意見等々、多彩です。
しかし、その場で出された意見だけで全てを判断してよいかというと、そうでもないような気がしています。
会場を見ていると、ある人は積極的に発言されます。しかし、ある人は、それに反対の意見を持っていても、「人の前で『反対』と言うのは・・・・」と躊躇する思いから、あえて発言をしないとうことかもしれません。(もちろん、あえて反対の意見を言う人もいます。)
このように、私自身としては、国政報告会などで会場から出てくる意見については、常に慎重に評価しなければならないと思っています。むしろ、会場の方々の微妙な表情の方が、よほど全体の雰囲気を表していると思われる時すらあります。なかなか難しい「読み」です。