民主党代表選挙に向けて、各候補(想定)者に対する報道が色々なされる中で若干気になることがあります。
それは、個々の候補(想定)者の政策や、政治的立ち位置などについて、やや決め打ち的なレッテル貼りが先行していないかということ。
昨日も書きましたが、今回の党代表選においては、しっかり政策論議を戦わせるべきだと思っています。
その中から、国民の皆さんにも誰がどのような政策を持っているかを十分知ってもらった上で、色々な反応を示してもらいたいと思っています。
「増税派」VS「反増税派」、「脱小沢」VS「親小沢」などと報道されますが、それぞれの候補(想定)者の言動をしっかり見てもらえば、白か黒かといった類に簡単に分類するべきものではないことは明らかになってくると、私は思っています。例えば、財政に関する論点についても、「増税しかない」などと言い切っている人はいないし、「絶対に増税はだめだ」と言っている人もいません。
報道される皆さんにおかれても、このような政策論議の現実を、しっかり報道して頂きたいと思います。



