今年の1月下旬からスタートした、通常国会は、今日閉会しました。
3月11日に発生した東日本大震災を受け、その対応に走り回った国会でした。また、ねじれ国会という状況の中で、赤字国債法案などの重要法案について、子ども手当などマニフェストの見直しも含め、野党との協議に大きなエネルギーを費やした国会でした。
その結果、会期日数は220日というロングラン。
私が理事として担当した財務金融委員会は、上記の赤字国債発行法案など極めて重要度の高い、かつ与野党間での議論が大変難しかった案件を抱えていたので、振り返ってみると、委員会の開催は35回。委員会での総審議時間は75時間、その準備の理事会・理事懇談会まで含めると130時間以上の時間を費やして、総計13本の法律を成立させるという、大変時間も長く、濃密な委員会でした。
さて、昼の本会議で閉会したあと、両院議員総会が開催され、野田新代表から、新三役として、輿石幹事長、前原政策調査会長、平野国会対策委員長が提案され、満場の拍手で承認されました。
この一年半ほどは、かなりとげとげしい両院議員総会が開催され続けてきたところでしたが、今日の両院議員総会は、党のまとまり強化に向けた一歩を踏み出した感があったと感じたのは私だけでしょうか。今後さらにまとまっていけるよう、私たち議員のひとりひとりが、野田新代表の言う「どじょう」となって、汗をかいていかなければなりません。



