TPPの議論は大詰めで、一日の時間の大半を、これに向けた作業に費やしていますが、一方で、来年度予算編成という重要な仕事も進んでいます。
総理のもとで予算の優先的配分を決める、日本再生重点化措置枠(7000億円)の配分について、私が事務局長を務める実務者会合の場で、各省からの施策のヒアリングを毎日続けています。
TPP関係の仕事とのダブルトラック状態なので、行ったり来たりしながらのヒアリングになっていますが、これも12月の初めころには、この7000億円のいわゆる「総理枠」についての予算配分決めていかなければなりません。
予算要求額2兆円に対して、配分できる予算額は7000億円ですから、しっかり優先順位付けをして配分しなければならないことは明らか。鋭い選球眼で臨んでいきたいと思います。