最近、社会保障と税の一体改革について、担当政務官としてテレビ出演を含めマスコミ対応が続きます。
その中で、私が特に腐心していることがあります。
今回の社会保障と税の一体改革については、ともすれば消費税のことだけが焦点にあげられます。しかし、それは正しいとらえかたではありません。実は、これまで前政権において社会保障予算が抑制され続け、社会保障制度そのものの安心感をなくしてしまった中で、その機能強化と充実を図っていくことが、まず前提としてあるという事実が重要です。
実際に、今回の社会保障・税一体改革素案においては、2015年度に向けて2.7兆円規模の社会保障の充実を打ち出しています。そして、これを財政面で支えるためにも税の議論を真正面から取り上げようと訴えているわけです。
マスコミ対応の中で、このことをしっかり伝えなければなりません。