来年度予算編成も、最終盤を迎えています。
予算編成作業の中で、物事を決めていく順番は大体決まっています。各種の予算項目をまず決めて、その後、例えば今年であれば、診療報酬・介護報酬のような大所の議論を行います。診療報酬・介護報酬については、今日、大臣レベル折衝の結果、引き上げの方向で決まりました。
さて、ここまでくると、あとの折衝事項は、地方財政が残ります。これをおそらく明日にかけて詰めていくことになると思います。その後は、事務方での計数整理。それらの過程を経て、例年であれば24日頃の政府予算案決定という運びになります。
さて、そういうわけで、予算の年内編成のめどが立ちました。あとは社会保障と税一体改革の議論が残るのみ、です。