この10年以上にわたって長引くデフレ状態から抜け出すことは、日本の経済の死活的課題です。
経済財政担当政務官として、私としても本当に悩みながら取り組んでいます。もちろん日銀との連携は極めて重要です。デフレから脱却するという目標は、政府も日銀も同じ。問題はどうやってそれを達成するかです。
このような問題意識のもとに、私自身この仕事に就任以来、日銀との連携を綿密に行うことには、特別な力を注いできました。
欧州債務情勢や、米国におけるインフレーションゴールの導入などについても、日々連携をとりながら話しあってきました。
そのような中で、先般日銀は、消費者物価指数の上昇年率1%というのが、「物価安定のめど」であるという政策目標を発表しました。加えて追加的な金融緩和措置も。
その後、為替については1ドル80円台。そして株価も9600円台前後という動きを示しています。
デフレ脱却に向けての、日銀との連携した取り組みに、さらに力を注いでいきたいと思います。
(※2月26日日曜日 朝 7時30から、フジテレビの新報道2001に出演します。是非ご覧ください!)