今日、参議院国土交通委員会で、自民党の西田議員から質問を受け、日本航空(JAL)の再生問題について、答弁に立ちました。
政権交代直後、私たちはそれまで長く業績が低迷していたJALに対して、法的な対応を取り、裁判所がからんだ形で更生計画を立て、その下で企業再生支援機構の支援を受けながら再生させていくという決断を下しました。
それまで、財務内容の弱いJALに対して公的融資を繰り返し延命をしてきたことに対して、政権交代後ある意味私たちとしては厳しい決断を下したわけです。
この2年半の取り組みの中で、JALは再生の道のりを歩んでいます。
それが全日空(ANA)との関係で不公平ではないかとの意見があります。しかしこの再生の道のりは、日本の航空業界全体の健全性を見据えながら進めているものです。
もちろん競争の公平性、公正性については十分配意しながら、日本の航空事業全体が、国民全体の利益に結びつくように、私たちは頑張っていかなければなりません。