総理補佐官という仕事は自分で作っていくものだという思いが強くあります。総理自身からの個別の指示は別として、それ以外は、総理も自分では気づかないような観点から、どう総理を支えていくかという観点から仕事を作っていかなければなりません。
内閣府大臣政務官として内閣で働いた時に、「社会保障と税一体改革」「TPP」、「原発政策」など、政権の命運を左右するような課題を担当してきました。その時の経験から、「このような役割をする人間が必要だ」という私なりの思いもあります。そういったところから、考えていきたいと思います。
当然、仕事の日程も自分で作っていくことになります。明日以降の自分の日程も私自身色々考えながら盛り込んでいるつもりです。ヒットする動き、空振りする動き、様々あるかもしれません。結果は読めませんが、とにかく自分で作り前に進みます。
なお、今日夕刻、京大の山中教授のiPS細胞でのノーベル医学・生理学賞受賞の報道が流れてきました。私にとっては「ついに」という思いがあります。昨年のこの時期、科学技術政策担当政務官を務めていましたが、その時、山中氏の受賞を大変期待していました。昨年はなりませんでしたが、来年こそは、と願ったのをよく覚えています。
日本の科学技術の進歩は国民の皆さんに希望を与えます。山中教授のさらなる活躍に期待したいと思います。