TPPへの、新政権としての対応がどうなるのか、注目を集めています。私自身、直近まで内閣府政務官としてTPP問題の交渉担当者でしたから、今特に米国との間でどのような議論になっているかということが、新聞紙面を見ているだけでもよくわかります。わかるからこそ、なおさら、今回野党側として、どのような点を政府・与党に対して追及していかなければならないかということもよくわかります。同じことは、金融政策でも言えます。日銀政策担当の政務官だったからこそ、新政権が志向している金融政策について、日銀との間でどのような議論が今水面下でなされているか、よくわかります。このような視点から、来る国会でもの言うべき点は多々あり、ある意味、国会論戦が楽しみです。
担当者だったからこその視点
