今日、政策調査会役員会メンバーで、昨日閣議決定された補正予算案について政府からのヒアリングを行いました。
10兆円を超える規模の補正予算案なので、1日のヒアリングでは到底終わりません。再度時間をとって議論することにしました。
また各部門においても、これまでの民主党の政策を踏まえながら、方向性が合っているのか、異なっているのか、精査してもらうことにしています。
先の衆議院選マニフェストにおいて、私たち自身も「大規模な補正予算を編成する」と書きました。したがって、方向性は私たちも同じ。
しかし、私たちとして目指してきた政策と同じ方向性を向いているのか、違う方向性を目指しているのか、といった点はしっかり見ていかなければなりません。
先日もブログに書きましたが、経済対策の必要性は誰もが認めるところ。私たちも同感です。それに、政府の補正予算案を見ていると、私たちがやり始めていた政策をさらに伸ばしていこうとしているものも多々見受けられます。
それはそれでよいとして、一方で、例えば来年度から地方に対する一括交付金をなくして、再びヒモ付き補助金を復活させることが現在の政府・与党の方針となっていますが、それを前提として準備する措置、といった、本質的に私たちの考えと全く異なるアイテムも入っています。地域主権を中央集権に逆戻りさせるようなもの。
細部も含めて、全体を精査してみなければなりません。そのために各部門の力も借りたいと思います。その上で、補正予算案への賛否は、昨日のブログにも書いたように、代表を含めた政治判断になります。