諫早湾干拓問題で、今日、林農水大臣が佐賀を訪問しました。県、漁業関係者との会合、有明原告弁護団との会合に、私も参加しました。私たちの政権の時に決めた開門の方針を、是非確実に実行して欲しいとの声が続きます。しかし、この開門問題、長年活動してきていますが、自民党に対して開門するよう求める時、いつも感じるのが、「何か変だな」と。もともとこの事業は、古い自民党を象徴するような公共事業政策の中で出てきたもの。国民の税金で作られたものによって、国民が苦しめられているということからして、そもそもおかしい。さらには、もともとそれを作った自民党に対して、税金を納めた側の国民が今度は「開門して下さい」とお願いしなければならないとしたら、さらにおかしい話し。自民党政治という構造自体が作り出した、現代稀にみるようなおかしな話しだと、つくづく思います。
納得がいきません
