昨日参議院選に向けた準備について書きましたが、その中でマニフェストの準備はなかなか神経を使う仕事です。現在、松本政調会長代行をヘッドとする共生社会改革実行チームで、マニフェストの柱立てについての議論を行っています。それを受けて、政策調査会全体で個別政策を整理していくことになると思います。その過程で、毎週月曜日、全国政策責任者WEB会議を開催して、地方組織の意見を十分な汲み取るようにしています。
私自身も、全体のスケジュール管理や、特にTPPについての考え方のとりまとめなど、難しい案件が目の前にあります。
このようにして作り上げていくマニフェストですが、実際の参議院選の時に何が大きな争点となるかはまだまだわかりません。各党がマニフェスト、選挙公約の議論を積み上げたとしても、実際の選挙戦の中で世論が何を注目するかは、これからの国会論戦など、今後展開する要素に大きく左右されるからです。「動く標的」を狙って作業をしているような感覚にすらとらわれます。