今国会会期も残り20日あまり。残りの国会で、私たちは衆議院予算委員会の、安倍総理も参加しての集中審議を求めています。
そもそも、このような集中審議を今国会中にあと2回開催すると、4月上旬の段階で与党側は私たちに対して約束していました。
ところが、いざそれをやろうということになると、与党側はそれを受け付けません。挙げ句の果てには、予算委員会の進め方を協議するための理事懇談会に与党側が欠席するという「審議拒否」まで起こりました。
アベノミクスの問題点、すなわち最近乱高下する金融市場の問題にどう対処するつもりなのか、年金改革や衆議院定数削減に極めて後ろ向きな姿勢が続いているけれどこれらをどうするつもりなのか、などなど、予算委員会において安倍総理の考えをただすべき重要な論点はたくさんあります。
都議選や参院選の前に、このような点を追及されるのをおそれての、「安倍隠し」なのでしょうか。
国会は会期末まで、しっかりとその使命を果たすべきです。