霞が関の幹部人事が次々と動いています。
夏前に霞が関の幹部人事異動があるのは例年のことなのですが、今年は参議院選挙があり、その後を睨んでのことでしょう、国会が閉じて参院選が終わるまでの間に一気に人事異動を終わらせてその後に備えようということでしょう。
そのこと自体はある意味然るべき発想です。しかし、役人出身の私としては何となく推測がつくのですが、このようなタイミングでの幹部を含めた人事異動を行った方がいいという、そもそもの発想や動き自体、おそらく役所の側から出てきているだろうなと思うのです。
霞が関の中に長く身を置いたからこそ痛感しますが、政治主導が本当に成るか否かの究極のところは、人事です。