維新の松野頼久議員が、民主党、維新、みんなで、与党の行政改革の進展について検証する合同チームを提唱している由。そして、それが野党再編のベースとなるのではとの見方を示している、と。
今よく言われている野党再編ですが、それが単なる数合わせのためのものではなく、政策の一致をベースにするものであるべきことは言うまでもありません。その意味で松野さんの提言は傾聴に値します。
ただ、その際の「政策」とは何か、についてはよくよく考える必要があると思います。
もちろん、松野さんが言うように、行革はひとつの大きな政策的対立軸。しかし、私は単に行政の無駄を省く、と言った意味での行革にとどまらず、経済成長を阻害している可能性のある規制・制度改革も含めた行革を視野に入れるべきではないかと思います。
私としては、今後は後者の意味の行革の方がより大きな政治的な争点となっていくのではないかと感じています。そして私がその政策に共鳴して飛び込んだ民主党は、もともとその点を強く主張してきた党だと、私は思っています。