高円宮妃久子さまの、IOC総会ご出席について、皇室の政治的利用ではないかという見方が言われています。
政府はこれを否定しています。しかし宮内庁長官は「苦渋の決断だった」と吐露しています。
私自身全ての経緯を知るものではないので軽々な判断はできませんが、これまでの政府の姿勢と比べて、「政治的利用」ととられかねない、踏み込んだものだったのではないかとの印象を受けます。さらには、「政治的利用」ではないかという議論を惹起するようなこと自体、私は慎むべきではないかと思います。
そのような位置づけにあるものが、日本の皇室、ではないでしょうか。