特定秘密保護法案の審議が続いています。一昨日、私たちは「次の内閣」で、現在の政府案には反対、という立場を確認しました。
問題の多いこの法案ですが、私が大変気になるのは、この法案についての政府自身のスタンスのぶれ。
例えば、TPPについて、当初は特定秘密に入る、と政府は言っていたのに後から、入らない、と訂正しました。また、森担当大臣は、報道機関に対するいわゆる「ガサ入れ」はない、と言っていましたが、谷垣法務大臣は「個別具体的な案件については申し上げられない」と、政府の中でもチグハグな答弁もあります。
国民の知る権利を大きく制限する可能性があり、まさに基本的人権にかかわる重要な法案であるにもかかわらず、この対応。懸念を払拭できません。