NHK来年度予算案の審議が異常な状況になっています。通常は、3月末までにしっかり審議をした後、全会一致で承認される類のもの。
ところが今回は籾井新会長の発言問題などが生じたために、通常通りには進んでいません。我が党の総務部門としても、普通であればかなり以前に行っているはずの、NHKからの予算案のヒアリングもここまで行われていません。明日やっと、籾井会長も出席のもと、総務部門会議で初めて予算案についての説明を聴取するという異例の遅さ。3月末までは、国会審議日数で数えてほんの数日しか残っていません。
「国会で糾弾されている」と発言したり、籾井会長自身のまともな説明責任がまだ果たされていない中、3月末までの正常な形での予算案通過は私の目にはとても不可能なものに映ります。
今日「次の内閣」でも本件の取り扱いについて議論をし、最終的には代表、政調会長らに一任ということになりましたが、年度末に向けて大きなヤマ場を迎える案件です。