今日の衆議院厚生労働委員会は、危険ドラッグの問題についての参考人質疑と、その後同問題についての一般質疑を行いました。
私たちの野党は一致し、危険ドラッグ禁止法案を提出し、この問題の早急な撲滅を目指しています。
多くの無辜の命が、危険ドラッグのために失われている現状があるにもかかわらず、今日の塩崎厚労大臣をはじめとした政府の答弁は危機感を欠く、スピード感のないものと言わざるを得ません。
危険ドラッグの業者とはイタチごっこが続いています。政府が対応しても、また新しい製品が、法の網をかいくぐるように作られて、発売されていく……
本当に多くの命がこのために失われています。香川県の実久ちゃん(当時小学五年生)そのひとりでした。ところがなんと、危険ドラッグ業者によって、ネット上では「新製品」として、「ミク」という名前が製品が発売されています。
そのことを指摘し、「我々はなめられているんですよ!」と、必死に政府の真剣な取り組みを求める、我が党からの質疑者、山井議員からの委員会でのなみだ声での訴えに、議場内は静まり返りました。その瞬間、私は大きな山が動いたような気がしました。
もうひとりも、危険ドラッグでの被害者を出さなくていいように、私たちの国会の責任は重い。改めて痛感しました。