政府与党が、今年度補正予算案の内容の一環として、年金受給額の低い方々に対して、一時的な給付金を支給する案を考えているという報道があります。
私はこれを読んで、何だこれ、と思いました。
この政策は何なのでしょうか。年金制度が十分に機能していないので、このような形で補てんするということなのでしょうか。もしそうであれば、補正予算で一回限りの支給で終わるべきではなく、制度として毎年の本予算で手当てすべきです。
以前に行われた定額給付金のような景気対策なのか。それにしても一回限りのばらまきでは効果はありません。
その本質は、参議院選目当てのばらまきではないかと、誰の目にも明らかです。
しかも、これが一億総活躍政策の一環だと言われています。一億総活躍とは一体何なのだろうかと、改めて思います。
今後補正予算案の検討が進んでいくのでしょうが、その内容は、厳しい検証が必要です。